道路使用許可の書籍を出版しました!
法律のややこしい話よりも、実務で役立つ情報を記載しておりますので、ご自身で申請される方は参考にしてみて下さい。

大阪で道路使用許可・道路占用許可の代行を承っている道路許可申請代行PRO(BUILD法務事務所)の荻野です。当ページではドローンって道路使用許可と関係があるの?という疑問に対する解説ページです。

ドローン業界は右肩上がりで成長しており、ここ数年でかなり身近なものとなってきました。
個人使用はもちろんですが、昨今は産業用途での活用が活発になってきました。
(弊所ではドローン許可申請の代行を承っております。【ドローン許可代行センター】

ドローンは道路使用許可が必要な場合がある!!!

いきなり結論ですが、「道路使用許可が必要な場合がある」というのが正解です。
そもそも道路使用許可というのは、交通への影響や危険性がある行為を規制するというのがその趣旨です。

警察庁ドローンの使用について、次のような回答をしています。

「単にドローンを利用して道路上空から撮影を行おうとする場合は、現行制度上、道路使用許可を要しない」

ということは、道路上空をドローンが通過したり、道路上空で撮影を行ったりするのには道路使用許可が必要ないという事ですね。
※ここでは航空法上の可否は省きます。

では、どのような場合にドローンの道路使用許可が必要になるのでしょうか?

事例解説 ドローンで道路使用許可が必要な場合

実際に弊所に道路使用許可の依頼があった事例を紹介します。

ドローンを使用し外壁点検を行うということで、車線を1車線規制しての作業を行うとのことでした。
実際の安全対策図(交通規制図)を見てみましょう。

このように

車線をふさぐ=交通に影響が出る=道路使用許可が必要

となるわけですね。

如何でしたでしょうか?これはあくまでドローンで道理使用許可が必要な場合の一例ですので、ドローンの使用方法により個別具体的に道路使用許可の要否を判断する必要があります。